古民家の再生には以下のような利点がございます。
■税金の軽減、費用
築年数が経過している為、固定資産税が軽減されます。
古民家で使われているような太い梁や柱は、ゼロから入手すれば高額な費用がかかります。
■梁や柱の強度
昔の住宅の木材は自然乾燥されている場合が多く、人工的に乾燥させた木材とは強度に大きな差があります。
樹齢100年のヒノキの強度は200年~300年維持されると言われ、強度が落ちるのは1200年ほど経過してからと言われています。ケヤキでも強度が落ちるのは800年あたりからと言われています。
■環境に良い自然素材
梁や柱などの部材を再利用すれば、資源を保護することにつながります。
古民家は新建材が使われていない為、シックハウスやアトピーになりにくいと言えます。
■独特の存在感とデザイン
古民家の梁や柱を効果的に利用することで、他には無い世界に一つだけの住宅を建てられます。
上の写真は、築100年以上の古民家です。当時の典型的な間取り、工法の建物でした。基礎、耐力壁、軸組の接続など、耐震補強も行いました。とても素敵に生まれ変わりました。